5倍働け!

とは上司のありがたいお言葉。感情の起伏が激しいので、冷静に状況判断する能力が極端に低下する傾向があるのだが、気を落ち着けて考慮すれば、遊んでるヒマなどない。ここ15年間ほど、「どこに向っているのか?」と自問を繰り返しているが、結局のところ答えの端切れさえ見当たらない。笑える。カカカッ。そもそも方向を見定めようなどという魂胆がいただけないのかもしれない。いまここに立っている。そのことに意識を集中させる。そのうえで、未来に向かって実存を投げつける。「実存主義」的(松浪信三郎の同名の著作はもう絶版なんですね)。まわり回って15年前に捻り出した諦観を繰り返す。人間ってやっぱり進歩せぇーへんのやね。ということで、5倍はどうやったら「5倍」やねん!、などと叫び声を上げながら、2月を乗り切ろう。3月には3重ラベルした NMR サンプルを担いで(E部長お気に入りのフレーズ)Y田丘(すでに略す意味なし)へ出張したるぞ。肥後橋の同志のみなさん! 待っとってください!!

実存主義 (岩波新書 青版 456)

実存主義 (岩波新書 青版 456)