親不孝

じつのところ、2006年の夏以降、実家に帰ってない。連絡もあまり取ってない。心の片隅にはあるが、如何ともしがたいと考えて、結局のところの行動を起こしていない。ところが、昨日、父親から連絡があった(父親とは散発的ではあるが連絡を取り合っている)。叔母にあたるひとが「もう長くない」という電話だった。父親自身も前立腺に癌を患っており、つい先週「小線源療法(これで合っているのだろうか?)」(ヨウ素放射性同位体を打ち込んだようだ)の手術を受けた矢先のことだったので、「肉親はもうお前しかおらん」という弱気なことを言った。正直なところ動揺した。薄情者だが、やはり心配だ。今週末は3連休なので、クルマを飛ばして大阪まで行き、いろいろと消息を質すつもりだ。生きているかぎりはいろいろある。気になって小線源療法のことを Googleッてみたが、父親のように定年前後で手術を受けた方の術後記録がいくつか散見され、再発がないという報告をされていて、少し安心する。とにかく来週末、話を聞いてみる。