博士号を取得するのは大変だ・・・。

表題の件、「なにをいまさら・・・」といった風情もあろうかと思うのだが、社会人の身の上で Ph.D を欲するのは相当に面倒臭いことがよく分かってきた。まず、「発表に足る内容」というものを創出しなければならないことへの重圧はこの上ない。さらに苦しいのは、企業に身と時間を捧げており、少ないとは到底言えないお給金をいただいておるわけであるから、与えられた業務をパーペキにこなす必要あり。すなわち、学生のごとき時間的余裕など望むことができないわけだ。そのうえで、指導教官たる G 教授の求める学術的に「インパクトのある成果」を出すとはなかなか厳しい。しかし、それが僕に与えられた現実である。翻って考えるに、博士号を取るというのは、十人十色、個々人の生き様が出る。ここでコストのことをうんぬんするのは金輪際やめようと思っている。まあ、しかし、G 教授はけっこう言うこと変わりますわ。